渡島信用金庫の不動産担保ローンは利用できる?金利や限度額を確認
不動産を担保にしてお金を借りたいと考えている方にとって、地元の信用金庫で取り扱いがあるのかは気になるところではないでしょうか。
「渡島信用金庫」は北海道の道南地域を中心に営業している信用金庫で、地域密着型の金融機関として知られています。
渡島信用金庫では「不動産担保ローン」という名称の専用商品は公開されていません。
ただし、事業者向けの融資商品や一般融資において、不動産を担保として活用できる場合があります。
審査の基準や限度額については個別の相談が必要となりますので、まずは窓口で確認されることをおすすめします。
事業者向け融資「楽ちん」は不動産担保が原則
渡島信用金庫では、事業を営む個人や法人向けに事業活性化支援資金「楽ちん」という融資商品を提供しています。
この商品は、原則として不動産担保を取得する形での融資となっています。
資金使途としては、資金繰りの円滑化や他の金融機関からの借入金の借り換え、運転資金、設備資金などに利用できます。
融資期間は最長25年と長期に設定されているため、毎月の返済負担を抑えながら計画的に返済していくことが可能です。
ココがポイント
事業活性化支援資金「楽ちん」は融資金額が1億円以内、融資期間は25年以内となっています。金利や詳細な条件については渡島信用金庫に直接お問い合わせください。
対象となる方と保証人について
この融資を利用できるのは、渡島信用金庫の営業管内で事業を営む個人または法人の方です。
連帯保証人が1名以上必要となりますので、事前に準備しておくとスムーズに手続きが進みます。
個人向けの不動産担保ローンはあるのか
まとまった資金が必要だけど、事業者ではないという方もいらっしゃるかもしれません。
渡島信用金庫の公開情報を確認したところ、個人向けの不動産担保ローン専用商品は見当たりませんでした。
信用金庫では、公開されている商品以外にも、個別の事情に応じて融資の相談に乗ってもらえることがあります。
所有している不動産の種類や評価額、資金使途などによって対応が変わってきますので、まずは最寄りの支店に問い合わせてみてください。
渡島信用金庫では、融資に関する相談を各本支店で受け付けています。担当者が親身に対応してくれますので、不動産を担保にした融資について気になることがあれば、直接相談してみてください。
一般融資でも担保が必要になる場合がある
渡島信用金庫では、割引手形や手形貸付、証書貸付、当座貸越といった一般的な融資も取り扱っています。
これらの融資においては、原則として担保や保証人が必要とされています。
融資できる金額や期間は、資金使途や融資の種類によって異なります。
不動産を担保として提供できる場合は、より有利な条件で融資を受けられる可能性もありますので、具体的な条件については窓口で確認してみてください。
不動産担保ローンを利用したい理由はさまざま
不動産担保ローンを探している方には、それぞれ異なる事情があります。
事業の運転資金として活用したい経営者の方、急な出費に対応したい個人の方、他の借入をひとつにしたい方など、資金が必要になる理由は人それぞれです。
- 事業拡大のための設備投資資金が必要
- 一時的な資金繰りの改善をしたい
- 複数の借入を一本化して返済を楽にしたい
- リフォームや教育資金などまとまった出費に備えたい
マンションやアパート、ビル、戸建て、土地など、所有している不動産の種類によっても担保としての評価は変わってきます。
どのような不動産でも相談できるわけではありませんが、まずは金融機関に確認してみることが大切です。
審査や融資までの時間が気になる方へ
信用金庫での融資は、審査に一定の時間がかかることがあります。
急いで資金が必要という場合には、審査のスピードや融資実行までの期間も重要なポイントになってきます。
ノンバンク系の不動産担保ローンは、銀行や信用金庫と比べて審査が柔軟で、融資までの時間が短いという特徴があります。
お急ぎの方や、銀行での審査に不安がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
担保がなくても借りられる方法もある
不動産を所有していない方や、担保に入れたくないという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は、無担保で利用できるローンという方法もあります。
無担保ローンは審査が早く、最短で即日融資が可能なところもあります。
500万円以上の融資に対応しているところもあり、保証人も不要で手続きがシンプルなのが特徴です。
ココに注意
金利や融資条件は変更される場合がありますので、申し込み前に必ず渡島信用金庫に直接お問い合わせのうえ、最新情報を確認してください。