北海道銀行の不動産担保ローンはどんな商品がある?
所有する不動産を有効活用して、まとまった資金を調達したいとお考えではありませんか。
北海道にお住まいの方や、道内に不動産をお持ちの方なら、「北海道銀行」の不動産担保ローンが選択肢の一つになるでしょう。
「限度額はいくらまで借りられるのだろう?」「金利はどれくらいなのか知りたい」といった疑問をお持ちの方も多いはずです。
実は、北海道銀行では「不動産担保ローン」という名前の単一商品はなく、資金の使いみちに合わせて、いくつかの専門的なローンを提供しています。
シニア世代の住まいを支える「どうぎんリ・バース60」
60歳以上の方で、ご自宅を担保に資金調達を考えている個人の方に特化したのが「どうぎんリ・バース60」です。
これは、いわゆるリバースモーゲージ型ローンと呼ばれるもので、シニア世代の豊かな生活を資金面で支えるための商品です。
どのような人に向いている?
「どうぎんリ・バース60」は、お申込時の年齢が満60歳以上で、公的年金などの安定した収入がある方が対象です。
ご自宅のリフォームや、サービス付き高齢者向け住宅への入居一時金、または他の金融機関からの借り換えなど、ご自身の居住用住宅に関する資金に利用できます。
ココがポイント
融資金額は200万円以上8,000万円以内で、担保となる不動産評価額の60%(長期優良住宅の場合は65%)が上限の目安となります。
ノンリコース型のため、担保物件の売却額がローン残高を下回っても、原則として相続人に残りの債務が引き継がれることはありません。
賃貸経営を始めるなら「道銀アパートローン」
アパート経営など、不動産投資を目的として資金調達をしたい個人事業主や経営者の方には、「道銀アパートローン」が用意されています。
所有している不動産だけでなく、これから購入する収益物件も担保の対象となるのが大きな特徴です。
事業拡大を目指す方に
アパートの新築や購入、増改築、さらには他の金融機関からの借り換えまで、賃貸経営に関する幅広い用途に利用できるのが魅力です。
融資金額は350万円以上10億円以内、融資期間は最長40年と、大規模な投資にも対応できるパワフルな商品です。
「事業を始めたいけれど、自己資金だけでは足りない…」そんな時に頼りになるでしょう。
「道銀アパートローン」は、満18歳以上71歳未満の個人の方が対象です。
事業計画や収支計画が審査の重要な要素となりますので、詳しい方のアドバイスを受けながら準備を進めるのが良いでしょう。
自由な資金使途で借りたい場合は?
北海道銀行では、上記のような特定の目的に限定されたローン商品が中心となっています。
「事業資金」「教育資金」「医療費」など、自由な資金使途で不動産を担保に借りたいという方には、別の選択肢を検討する必要があるかもしれません。
北海道銀行では「ベストフリーローン」という無担保のフリーローンも提供していますが、こちらは融資金額が最大300万円までとなっています。
より大きな金額を自由な用途で調達したい場合は、不動産担保ローンを専門に扱う金融機関に相談してみるのも一つの方法です。
急な資金ニーズにはノンバンクという選択肢も
銀行のローンは信頼性が高い一方で、審査に時間がかかったり、審査基準が厳しかったりする側面もあります。
「もっとスピーディーに資金を確保したい」「柔軟な審査を期待したい」という場合には、銀行以外の金融機関に目を向けてみるのも一つの方法です。
特に不動産担保ローンを専門に扱うノンバンクは、独自の審査基準を持ち、迅速な対応を強みとしているところが多くあります。
注目! 柔軟な審査でスピーディーな資金調達を目指すならこちら
ココに注意
本稿で紹介している金利や融資限度額などの条件は、将来変更される可能性があります。
また、ご融資の利用には所定の審査があり、ご希望に添えない場合もございます。
最新の情報や詳細については、必ず北海道銀行の公式ウェブでご確認いただくか、窓口で相談してみてください。